リンパ浮腫とは、乳がんや子宮がん、前立腺がんなどのがん手術で、リンパ節を切除した事によって発症する浮腫みの症状のことです。
がん手術を行ったことが原因で発症するケースが圧倒的に多いですが、生まれつきリンパ節の発育に問題がある場合に発症するケースもあります。
浮腫みの症状は両足に出ることが多く、足が太く腫れたように浮腫むことが特徴です。
人によっては下腹部や陰部が浮腫む場合もあります。
治療法は外科手術で浮腫みを切除するか、圧迫療法で浮腫みを解消するなどの方法があります。
多くの場合は切除せずに、圧迫療法による保存的治療が行われます。
圧迫療法が困難なほど浮腫みがひどい場合や、皮膚合併症がある場合には外科手術が行われます。
圧迫療法による治療は内科や循環器内科などで行われますので、まずは内科の病院に通院して診察を受けることになります。
外科手術が必要な場合には、形成外科や血管外科などで外科手術が行われます。
リンパは人間を構成する細胞の間を満たす液体のことを指します。
このリンパは人間の新陳代謝において非常に重要な役割を果たしています。
よく病気の時にリンパ腺が腫れることがありますが、それはこれが免疫とも深くかかわっていることを示しているのです。
リンパ腺を中心にマッサージ治療を施すことで、新陳代謝が飛躍的に改善され全身の血行が促されることになります。
その結果肌のつやと張りがよみがえり健康な状態へと次第に変化していくことが大いに期待されるのです。
健康と若さを求めて多くの人が余計なサプリメントや過剰な運動を行ったりしていますが、マッサージ治療を行うことによって身体の中から若さと健康を取り戻すこともできるのです。
ただ自分の健康にかかわることですから、マッサージを受けるにあたっては専門的な知識と技術を持った人に行ってもらうことが大事です。
治療を受ける際には身体の状態をよく相談して適切なマッサージを受けるようにしてください。
2020/7/21 更新